みなさまこんにちは。
2016年も残りわずかとなり、石垣島はようやく冬らしい気候になってきました。
この時期、最高気温は25℃を下回り、最低気温は20℃前後、本土と比べれば寒いとは言えませんが、
冬になると北風が強くなって、どんより長雨も続くので、夏とは一変、それなりに寂しい気持ちにもなります。
冬に限らないことですが、石垣島のおいしい景色とともに、ぜひ地元のおいしいものを心ゆくまで食べて楽しんでいただきたい!
というわけで、石垣島が誇るブランド牛、「石垣牛」のおいしい食べ方をひとつご紹介します!!
今回ご案内するお店は、ホテルミヤヒラの施設内にある『 石垣牛鉄板焼 月桃庵 』。
石垣島の豊かな自然のなかで育った石垣牛をはじめ、やいま牛や近海魚のメニューがあります。
月桃庵はステーキ専門店。
ご紹介する「石垣牛のおいしい食べ方」とは、カウンター席の目の前で調理して提供される「石垣牛ステーキ」です。
今回は、メニューの中から、「石垣牛ヒレステーキセット」と「石垣牛サーロインステーキセット」を注文しました。
鉄板だけで迫力満載、ここでステーキが焼かれるのを想像するだけでわくわくします。
鉄板の上にどどーんと石垣牛が!!
すでにおいしそう。。。
左が石垣牛ヒレ、右がサーロイン、いずれも200gです。
こちら月桃庵の平田シェフ。石垣牛を知り尽くしたステーキの魔術師です!
こんな風にステーキを食べたことがないわたしの素朴な疑問。
―200gって聞くとすごく多いように感じますが、実際に食べられるものですか?
平田シェフ
「よっぽど普段お肉を食べない方やご高齢の方でなければ、一般の成人男女は普通にぺろりですよ。
ふたりで食べに来て、ヒレとサーロイン、別々にオーダーするお客様が多いです。
実際にその方が両方楽しめて絶対にお得(笑) わたしもそのように勧めます。」
ご要望次第でグラム調整も可能とのことです。
楽しく会話をしながらも、ステーキはおいしーくおいしーく焼かれていきます。
片面をしっかりと焼いてから・・・
くるっ
おおぉぉぉーーーーーー
見ているだけで幸せ絵図!!!
今すぐたべたーーい!
と思った方のために。→月桃庵TEL:0980-88-0298
付け合せの野菜を焼きながら、ステーキは余熱で中まで火を通します。
最後は側面に焼き目をつけて。
鉄板の上でステーキを手早くカット。
そのままお皿に盛りつけ。
こちらはサーロインステーキです。
そしてこちらが石垣牛ヒレステーキセット。スープ・サラダ・ライスorパン、1ドリック付です。
お味はというと。。。
納得の味とはまさにこのこと。言葉では言い表せません。
実際に食べたお客様は、「ひとくち頬ばって黙ったままうなずく方がほとんど」とのこと。
言葉なんていらないほどおいしいんですね!
ヒレとサーロイン、食べ比べればわかりますが、やはり脂身がお好きな方はサーロインがおすすめです。
ちなみに、石垣牛とは、
八重山で生後20か月以上JA管理のもとで肥育された純粋の黒毛和種で、去勢および雌牛のこと。
出荷期間は去勢牛で24か月~35か月、雌牛で24か月~40か月。
やいま牛とは、
八重山で生まれ育った黒毛和種の経産牛をJA管理のもと6か月以上肥育管理した牛のこと。
肉質は石垣牛に及ばないものの、柔らかくうまみがあるのも特徴です。
平田シェフが仕入れている石垣牛はA3ランク。(最高ランクは特産A5ランク)
「ランクが高いほどおいしいとされているけれど、その分脂身が多くなるので、
ステーキにして食べるならA3ランクがベスト。実際、A3ランクは人気で希少なんですよ。」
A3ランクとは言えお値段もそれなりですが、せっかくのおいしいお肉ですから、
自分で焼く焼肉よりもステーキで味わうのが通なのかも?
料理の随所に平田シェフの技術やこだわりが感じられる月桃庵のステーキ。
おいしいだけでなく心も満足、とっても楽しい時間を過ごすことができました。
一度は食べてみたい石垣牛。おいしいステーキで召し上がれ♡
ランチ : 11:30~14:00
ディナー : 17:30~21:30
TEL : 0980-88-0298
席数 : 28席
みなさまこんにちは!
立冬を過ぎ、年末が近くなってはいますが、石垣島はまだまだ温暖な日が続いています。
夏のにぎやかな石垣島も好きですが、秋冬の穏やかな島も味わい深くて、とってもいいんですよねー
毎年思うことなのですが、11月って意外と晴れて暖かい日が多いなーって。
この時期にひとりで気ままに出かけたり、子どもをつれてビーチを歩いたり、野山を散策したり、
気軽に外を歩ける、歩きたくなる季節なんです。
さて、そんなときにぷらっと立ち寄れるおすすめスポット「しらほサンゴ村」、
そこで日曜日に開催されている「白保日曜市」をご紹介します。
白保サンゴ村は、ホテルミヤヒラから車で25分、石垣空港に近い場所にあります。
白保郵便局前の交差点を海側に入る。塀の看板が目じるしです。
日曜市が開催されているときは、黄色ののぼりが立っているのですぐにわかりますよ!
集落内に入ってまっすぐ、400メートルくらいで到着。
日曜市は朝10時~13時、早い時間に訪れましたが、すでにたくさんの人で賑わっていました。
こちらは白保で作られた加工食品や野菜たちです。
パパイヤ、うるずん豆、スターフルーツ、ナーベラーなど、どれも聞きなれないかもしれませんが、
地元ではおなじみの食材たち。
うるずん豆とは四角豆のこと。天ぷらやおひたしにして食べると、歯ごたえがあってとってもおいしいんですよ!
パパイヤは煮ると冬瓜のようにやわらかくなり、
チャンプルーやお漬け物などにするとシャキシャキして、こちらも島の定番。
ナーベラーとはヘチマのことです。お味噌汁に入れたり、炒めものに入れたり。
どれもこれも採れたて新鮮、見ているだけで楽しい食材たちです。
織物やてぬぐい、焼き物など、ひとつひとつ島の方たちの手作りです。もちろん全て一点もの。
「あんまぁーのアンダーミシュ」。白保のことばで「おかあさんの油みそ」という意味です。
石垣島のお味噌は古くから米味噌が主流。こちらは豚肉やシイタケなどが入ったおかず味噌になっているので、
おにぎりの具財や、キュウリスティックのトッピングなど、ほかにも炒めものの調味料として、幅広く使えます。
沖縄ではコンビニでも油みそのおにぎりが定番、地元では長年愛されている食材です。
「このパッケージ、石垣島内でよく見かけるけど白保で作られていたんだー」と
ここへ初めて来たときに知って、それ以来、町中の商店などで見かけたらついつい買ってしまいます。
お土産にぴったりの瓶詰商品もありますよ。
こちらで販売されているのは地元で採れたさまざまなハーブで作られたお茶。
月桃茶、カンバラ茶、みなが茶。。。どれも聞きなれない名前ですが、「みなが」とは白保のことばで「お庭」の意味。
お庭のハーブを摘み取ってブレンドしたお茶だそうです。
とにかくどれも爽やかで、香りをかぐだけでほっと一息、なんだか気分が落ち着きます。
自宅用に、お友だちへのちょこっとおすそわけ用に。ティーパックで小さいサイズから買うことができます。
この日は横目研究所の三線ライブがありました。
何はなくとも三線があれば、というのが八重山スタイル。
その場にいる人たちが踊りだせば、みんな笑顔でこたえます。
この日は白保ブランチ「かなっぱセット」をいただきながら、音楽を楽しみました。
白保日曜市を運営している人たちはみんな白保村の地域住民。
「失われつつある村の美しい自然や伝統的な暮らしを後世に伝えたい」と、地域のひとたちが手を取り合い、
スタートさせたのは2005年9月のこと。当初は月1回の開催でしたが、年々その人気が高まり、
2012年以降は毎週開催されることになりました。
今では地元の方以上に観光客が多く訪れるとか。
白保日曜市での売り上げの一部は、サンゴ礁保全活動や地域のこどもたちへの環境学習に使われています。
白保日曜市の運営母体である「NPO法人夏花」さんは、白保日曜市をはじめ、白保集落の伝統文化、自然環境の保全・継承、
地域の活性化などの村づくりに関わる活動をされています。
「白保村での取り組みが、ゆくゆくは沖縄の各地域で地元の方々に広げていきたい。」と事務局スタッフの普天間さん。
何よりそこにいる人たちの楽しそうな笑顔が白保村の魅力を表現しています。
おなかいっぱい胸いっぱい、今日も幸せな気持ちで「また遊びにくるねー!」と声をかけて帰ります。
ちなみにこの日は11月の中ごろ、
最後にかき氷までいただきました。
思っていた以上にここで時間を過ごしてしまいますので、空港に行く途中にちょっと寄り道、という時でも、
時間には余裕を持って行ってくださいね。