皆さんこんにちは!
昨日、5月29日に石垣漁港でハーリー(海神祭)が開催されました!
「ハーリー」とは沖縄各地に伝わる海のイベントで爬竜船(ハーリー)を漕ぎ競い合います。
豊漁を感謝し、船の安全を祈願する海人(ウミンチュ)のお祭り。毎年、旧暦の5月4日に行われます。
今年もたくさんの一般参加チームが出場し、多くのご来場のお客さまで、石垣漁港もたいへん賑わいました。
ここぞとばかりに私たち美ら花グループも参加!(決勝には行けませんでしたが・・・)
来年は決勝トーナメントに!
ハーリーは毎年梅雨の季節に行われます。
来年この祭りを見に来られる方は、濡れても汗掻いてもいいような服装でお越しになることをオススメします。(蒸し暑いけど突然雨が降ったりしますので)
梅雨も明けます!今年も夏の始まりですね
みなさまこんにちは!
石垣島に来たら、みなさんは何をして遊びますか?
川平湾などの景勝地を巡ったり、泡盛片手に石垣牛や地元の海鮮料理を食べたり、
ダイビングやシュノーケリングを楽しんだり。
中でも一番人気はやっぱり「離島めぐり」!
西表島・竹富島・小浜島・新城島・黒島・鳩間島・波照間島。
石垣港離島ターミナルから高速船で渡ることができ、石垣島から日帰りで観光することもできます。
石垣港離島ターミナルは離島観光のお客様でいつも大賑わい。
高速船のチケット片手に、船が到着するのを待ちながらわくわくドキドキ。
出会いと別れの場でもあったり、離島ターミナルには人々の様々な表情があります。
この離島ターミナル、敢えて観光するような場所ではないと思ったら大間違い!
実はとっても充実した施設なんです!
離島に行くなら必ず通る離島ターミナルをここで少しだけご紹介させていただきます。
離島ターミナルへは、ホテルミヤヒラの正面玄関を出てすぐ、道路を渡って目の前にあります。
離島ターミナルに着いたら、離島へ渡る方はまず乗船券を購入しましょう。
石垣島の高速船会社は安栄観光、八重山観光フェリー、安栄観光の3社です。
<安栄観光>※波照間便はこちら安栄観光のみ取扱いです
離島ターミナル内にある各船会社さんのカウンターで乗りたい船便の乗船券を購入します。
(一日フリーパスなど乗船券には種類がありますので事前に調べておくといいと思います。
ホテルミヤヒラのツアーデスクでもご相談承っております!)
各船会社さんとも「観光」と名前についているだけあって、乗船券を販売しているだけでなく、
様々な離島観光プランを販売しています。
カウンターで相談すると、いろいろなおすすめコースを紹介していただけます。
<ドリーム観光>※ホテル⇔離島ターミナル無料送迎バスがあります(一部要事前予約)。
おすすめは西表・由布・竹富3島めぐりのコースとのことです!
<八重山観光フェリー>
明るいスタッフさんが出迎えてくれました!
その時期その日によって、船の運航状況によって、またお客様の志向によって、いろいろな旅のプランを
紹介していただけますので、ぜひぜひカウンターで相談してみてくださいね!
さて、ここから離島ターミナルを少し見て回りましょう!
離島ターミナル正面玄関から入って右奥、とぅもーるショップです。
飲み物や食べ物、お土産品だけでなく、色々な商品がところ狭しと並べられています。
お店の方にうかがうと、帽子やサングラス、水着やシュノーケルセット、日やけ止めクリームなど、
旅行中に急きょ必要になったり、どこかで無くしてしまったりした方が多く買い求めるそうです。
他にも、
沖縄フィギュア!
石垣島の英雄「具志堅用高」。当たってほしい。
波照間島の銘酒、泡波をここで発見!
こちらでは泡盛や生ビール、八重山そばやコーヒー、かき氷など、
お店の奥の飲食スペースでゆっくり食べることもできます。
何か必要になったとき、とぅもーるショップはとても便利ですよ!
季節にちなんだ八重山諸島のイベントを紹介しているコーナーがあり、
その奥にはコインロッカーやトイレ、会議室などの施設があります。
屋上へ上がる階段もありますので、屋上から石垣港の景色を見るのもおすすめです。
続いて離島ターミナル正面玄関入って左、東側を見ていきます。
東側は商店や飲食店など、小さなお店がたくさん並んでいます。
ボリューム満点でおいしい地元味のおいしいお弁当や、冷たい飲み物、アイスキャンディーなど。
お弁当は地元の人が買い求めることが多いですが、石垣島ならではのおにぎりやおかずもあって、
物珍しげな観光客の方々が興味津々でのぞき込んでいました。
石垣島産ピーチパイン、2月からあるんですね!
石垣島が誇る地元乳業のマリヤ乳業。
マリヤ乳業の牛乳をたっぷり使ったシェイク!マリヤシェイクが飲めるのはこちら「七人本舗」さんと、
川平にあるお店だけです。
プレーンのほか3種類と、トッピングソースは4種類から選べます。
あえてプレーンのみでいただきましたが、牧場しぼりの新鮮な牛乳の香りがして、なめらか濃厚なお味です!
他にもじっくり見れば見るほど気になる商品がたくさん!
島々を代表するキャラクター(?)のステッカー
島ぞうりもずらり。
その隣にはミンサー柄のポーチやバッグ、手前には米子焼シーサー。
港側の通りには飲食店が4件ならんでいます。
どのお店もメニューはとても充実していて、地元の味を存分に楽しむことができます。
朝早い時間に船を待つ方や、離島から戻ってきたらランチタイムを逃してしまった、という方には
ありがたいお店です。
どのお店も個性的な魅力があって迷ってしまいますが、ぜひ試してみてくださいね!
南側の通路にはネイルサービスやレンタカー、写真屋さんなどのお店が並んでいます。
こちらは泉フォート
見切れている方がご主人ですが、お話をしてくださった奥様はカンムリワシをはじめ
野鳥が大好き!とのことで、毎日野鳥を探しながら通勤しているそうです。
野鳥の他にも花や島内の美しい景色に詳しく、いろいろな撮影スポットを教えてくれました。
ご主人はもともと観光カメラマンだったそうで、お店にはご主人が撮影した写真が飾られています。
スマフォやデジカメから写真プリントができる機械があり、ほかにもアルバム作成や証明写真など
様々なサービスがあります。
カメラのアクセサリやポストカードなどもこちらで購入できます。
写真のことで相談できる場所があるって素敵ですよね!!
こちらは竹富町と与那国町の特産品を扱うお土産やさん『島土産』。
小さなお店に離島の特産品がぎゅっと詰まっています。
どれもデザイン性に優れていて、焼き物やアクセサリー、調味料など、離島の一級品がずらり。
お店に立つ中村さんは、全国に竹富町・与那国町をPRして島の発展に貢献したいと語ってくれました!
今回改めてゆっくり見て回ると、離島ターミナルってとってもおもしろい!
ここは石垣島でありながら、八重山諸島全ての島々のために、地元に住む人たちや観光客の皆様のために、
さまざまなサービスが凝縮されている場所なんだなーと改めて感じました。
意外と知らないこともたくさんあったり?
全てご紹介しきれないのが残念ですが、石垣島に来たらぜひ、離島ターミナルでゆっくり過ごす、というのも
アリではないでしょうか!
みなさまこんにちは~!
前編に続き、ローカルバスの旅(後編)をご紹介します。
1.みね屋工房でミンサーの心に触れる
2.島内随一の絶景!川平湾と周辺散策 ←ここまでは前編をご覧ください
3.南に於茂登岳、北に米原ビーチ
4.八重山ヤシと黒糖の香り
3.南に於茂登岳、北に米原ビーチ
13:04 川平公園前(米原キャンプ場線)
↓
13:22 米原キャンプ場
窓の外は相変わらずの雨。
川平湾を反時計回りにぐるりと一周しながら米原へ。茂みから川平湾はやっぱり美しい!
川平公園から18分、米原に着きました。
米原キャンプ場前に着きましたが、冬季はキャンプ場クローズのため、キャンプはできません。
浜に降りることは可能ですので、静かな海で遊ぶのもいいですね。
お天気が良くなかったのでビーチはスルーして、ここから次のバス亭、米原ヤシ林入口まで散策しながら歩きます。
右手には於茂登岳が鎮座し、なんとも壮大な景色です。
少し歩くと目に飛び込んでくる独特なシーサーオブジェたち。
米子焼工房、とあります。
建物の中にはカラフル・ポップなシーサーたちがずらりと並べられ、小さいものから大きいものまで
販売されています。中には真面目な(?)シーサーもありました。
工房の裏にはさらに大きなシーサーオブジェが何体もあり、自由に見学できるそうです。
米原キャンプ場周辺には何件か飲食店もあります。川平で時間がなければここで昼食をとることも可能です。
4.八重山ヤシと黒糖の香り
ヤシ林へは大きな道路標識があるので、道に迷うことはありません。
右に曲がって正面の山、よく見ると所々にヤシの木が生えています。
まっすぐ進むと、「米原ヤエヤマヤシ群落」の入口があります。
ヤエヤマヤシ林まではきれいに舗装された散策路。
亜熱帯海洋性気候に属する石垣島に常緑樹そのままの姿を観察することができます。
ナニコレ!根っこ!?!?蓑傘みたい。。。。
実はこれがヤエヤマヤシの根っこだったんです!
ということが、後ほど訪れるヤシ記念館で判明しました。
終点まで徒歩5分くらい。群落といっても比較的小さな範囲です。
「リュウキュウヤエヤマヤシ」と呼ばれるこちらのヤシは、石垣島と西表島のごく狭い範囲でのみ
自生していて、天然記念物に指定されています。
興味がある人は、さらにヤシ記念館で詳しく知ることができます。
ちなみに屋上からは北西側の海を一望できて絶景ですよ!
サタケ八重山ヤシ記念館
開館時間:9時〜17時
入館料:300円(小学生以下無料)
休館日:年中無休
ヤシ群落入口前には数件のお店が並んでいますが、黒糖の甘い香りが漂っています。
さとうきびをしぼる機械があって、ここで黒糖を作っています。
石垣島産の純黒糖、やわらかくてミネラルたっぷりの黒糖と、黒糖とはまた違った優しい甘さの
さとうきびジュース。
ホテルに戻るバスまで時間がたっぷりあって、米原ビーチもクローズしているし、
どこで何をしようかなーとあまり決めずに訪れた米原でしたが、
お店の方やヤシ記念館のスタッフの方とおしゃべりしていたらあっという間に時間が過ぎて、
バス停まで小走りしたくらいでした。
やっぱり旅行は時間に余裕がある方が焦らずゆっくり思う存分楽しめるんだなあと実感した旅でした。
16:22 米原ヤシ林入口
↓
17:21 バスターミナル
今回はローカルバスでの旅をご紹介したのですが、レンタカーで回るのとはまた違った良さがあり、
どちらがいいとも言い難いという結論に至りました。
どちらもそれぞれの良さがあり、ローカルバスでも見どころを存分に楽しむことができます。
みなさまもぜひ二度三度と石垣島を訪れて、いろんな旅を経験してみてくださいね!
みなさまこんにちは!
突然ですが、皆さまは晴れ女/晴れ男ですか?
旅行に行く際、一番気になることのひとつ、それはお天気。
お天気次第で景色も大きく変化しますし、特に石垣島は飛行機や船など交通手段にも影響します。
お天気だけはどうすることもできないんですよね。。。
今回は、地元民にとってあまり馴染みがない「ローカルバス」を使って、石垣島を観光してみよう!
ということで前日から準備をしていたのですが、翌朝のお天気はあいにくの雨。
日を改めよう、とあっさり諦めモードでしたが、
いやいや、晴れるまで待ってられない観光客の方々も少なくないはず。敢えて雨の石垣島観光を
体験するのも何か発見があるかも!と考え直して予定通り出発することにしました。
以降、写真は全て雨のためにどんよりしている点はご了承ください。
反対に晴れたらこれ以上きれいなんだね、と想像しながら読んでいただければ幸いです!
1.みね屋工房でミンサーの心に触れる
2.島内随一の絶景!川平湾と周辺散策
3.南に於茂登岳、北に米原ビーチ
4.八重山ヤシと黒糖の香り
石垣島のローカルバスは「東バス(あずまバス)」一社。
バスターミナルはホテルミヤヒラのすぐお隣にあるのでとーっても便利です!
空港行きのバスも、観光バスも、全てここを出発します。
東バスの乗車券には全路線バスが1日乗り放題となる「一日フリーパス」(1,000円)と、
5日間乗り放題となる「みちくさフリーパス」(5,000円)があります。
川平湾へ行くにも片道大人720円ですので、観光するにはフリーパスがお得です。
※注意点※
ローカルバスはいずれの路線も本数が少なく、時刻表も複雑ですので、事前に下調べをしてわからなければ
バスターミナルの発券所で相談するのがベストです。
1.みね屋工房でミンサーの心に触れる
8:55 バスターミナル発(川平リゾート線)
↓
9:21 みね屋前
バスで26分、みね屋工房本店に到着です。
赤瓦の趣ある建物。
中央が販売所、向かって右奥が併設のレストラン、左が体験工房です。
八重山を代表する織物「八重山ミンサー」は1989年に国の伝統工芸品に指定され、伝統的な技術・技法を用いて
手織られる絣織物です。五つと四つの絣模様が特徴で、着物や帯だけでなく、バッグやタペストリーなど、
みね屋さんでも様々な工芸品が制作・販売されています。
たくさんの商品がありますが、どれも全て手織り。
ブルーの柄は石垣島の海をイメージしているそうです。
みね屋さんでは草木染めやはた織の体験ができるとのこと!
コースターやストラップは20分程度で完成するそうです。
体験工房内
参加する場合は事前に予約をしてくださいね。
みね屋さんを出て次の目的地へ。
2.島内随一の絶景!川平湾と周辺散策
10:01 みね屋前
↓
10:40 川平公園前
バスで39分、川平公園前に到着です。
ここから川平湾までは徒歩1分です。
何度も言いますがこの日は雨。
雨の川平湾。。。見る前からガッカリ気分でしたが、、、
おーっ
お天気が悪くてもさすがは川平湾!きれいな風景です!
雨でこの美しさだから、晴れていたらどんなにかきれいだろう。。。と想像してしまいますね。
楽しみにしていたグラスボートは諦めようかどうしようか、と考えて乗船券売り場で尋ねたところ、
「雨でも見れますよ!」と言われて、それならせっかくだから、と乗船を決意しました。
乗船するときには横殴りの雨が降ってコンディションは最悪。
記念の乗船券も一瞬でぐちゃぐちゃです。
お魚の方は。。
いたいた!こちらはゴマアイゴちゃんたち♡
そのほかにも、ニモこと「カクレクマノミ」や「ルリスズメダイ」などなど、色々なお魚がたくさん!
(撮影に難航し、ほかのお魚は上手に撮れませんでした)
ゴロゴロと、こちらはシャコガイ。
石垣ではギーラという名前でお刺身として食べられています。
コリコリした触感でとってもおいしいのですが、川平湾は「水産資源保護法」に 基づいて沖縄県が指定した「保護水面」
という区域で、採捕することは禁じられています。
少々わかりづらいですが、アオウミガメが二頭います!
川平に住むカメはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種だそうです。
ウミガメは、陸に住んでいたカメが海に進出したもので、卵は海で生きられないので陸で産卵するそうです。
なんだか神秘的ですね~
川平湾は遊泳禁止ですので、海の中を覗きたければグラスボートに乗船してくださいね!
晴れていれば日の光がさしていっそう海がキラキラします。
また、雨や台風によって海の中がかきまぜられると、その翌日などは砂で濁って見えるそうです。
ここまでで川平での目的を果たした感じがありますが、次のバスまで時間があるので、
周辺をうろうろしてみます。
川平観音堂
こちら観音堂の由来は、石垣島と首里行き来する船の港であったことを物語っています。
川平村が観光地になるずっと前、川平湾を見下ろす小高い丘の上に建つ川平観音堂は
航行する船の安全を祈願する場所として大切にされていたのでしょうね。
集落内に一歩入ると、昔ながらの民家がずらり。
個性的なシーサーも魅力のひとつです。
小さなごはんやさんも意外と多くあるので、好みの昼食場所を探して入ってみてはいかがでしょうか。
わたしはというと、
川平公園前の交差点から見える大きなシーサーが目じるしの「おいシーサー遇(おいしーさーぐう)」。
ここでのランチを決めたのは、出発時に東バスの職員さんから
「ここのカツ丼がとってもおいしいとバスの運転手の間で人気だから食べてみて!」と勧められたからです。
最初は八重山そばでも食べようと考えていたのですが、そう言われたら食べないという選択肢はありません。
「嘉平のカツ丼+ミニそば」
メニューは全て一品あたり見開き2ページ(笑)
英語と中国語と韓国語が並んでいます。英語の説明もあり、外国人にも親切なお店だというのがわかります。
実はこのメニュー、1ページ目からお店や店主の紹介、うしろには川平の歴史など詳しく書かれています。
こちらのそばはお店の自家製。注文を受けてからゆでるので、混雑時はお客様を待たせてしまうそうです。
そんなときの時間つぶしにでもなれば、という思いでメニューを「読み物」化しているそうです。
ゆっくりじっくり読むと、店主の人柄や川平村のことを楽しく理解することができますよ!
カツ丼、おいしそーーーーう!!
そばも食べたかったので、ミニそばが付いててとっても嬉しいです。
カツ丼は和風だしがきいた甘めの味付けで、たまごは半熟。
東バスの運転手さんだけでなく、地元のお客様に人気のメニューだそうです。
おそばはというと、八重山そばとは全然ちがう、どちらかというと沖縄そばっぽいモチモチとした歯ごたえ。
ミニそばではなく「嘉平そば」や「ソーキそば」などを注文すると、よもぎ麺やピパーチ(島胡椒)麺など
選べるそうで、いずれも卵・保存剤・着色剤などは入れていないというこだわり。
名物は「車えびそば」。島産の車えびを贅沢に乗せた一品で、えびのだしが効いてとってもおいしいそうです。
次に来るときはそばメニューから選びたいものです。
自家製なのはそばだけではありません。
ずらっと並んだ自家製ジェラート!
こちらは店主の娘さんがお店で手作りしているそうです。
いただいたのは石垣島珊瑚焙煎コーヒーと黒じんじんのジェラート
お味は濃厚なのにお口さっぱり。
種類も豊富でどれを食べるか迷ってしまいますね!
店内には川平のお土産品も販売されていますので、ゆっくりのんびり過ごすことができます。
デザートを食べるならぜひこちらのジェラート、とってもおすすめです!
他にもカフェや雑貨屋さん、御嶽や史跡など、時間が許せば色々と回ってみたいものですね。
みなさまこんにちは~!
前編に続き、バンナ公園の遊びどころをご紹介します。
1.バンナ公園の基本情報
2.バンナ公園へのアクセス
3.見どころ①~バンナスカイライン~ ←ここまでは前編をご覧ください
4.見どころ②~森林散策・昆虫館~
5.春の植物たち
4.見どころ②~森林散策・昆虫館~
バンナ公園の北口をスタートすると、様々な自然体験コーナーを見て回ることができます。
まず北口正面にあるのが、世界の昆虫館。
入館料 : 大人300円、小人100円
開館時間 : 10:00~17:00
なんとこちらは年中無休です!
館内はそれほど広くありませんが、標本はぎーっしり!
私自身は昆虫に興味がある方ではありませんので、どれがなんだか。。。ただじーっと眺めてみるだけ。
蝶の種類が多く、ほかにも蛾やカブトムシ、クワガタなど
とは言えこうして展示されているものだから貴重なものであることは間違いないのだろうと思い、
スタッフの方に知識ゼロの初歩的な質問をしてみました。
―蝶と蛾の違いってなんですか?
「これは実際に微妙な違いでね、触角の先が膨らんでいるのが蝶、そうでないのが蛾。
これでだいたいは見分けられますよ。」
_、、、たしかによーく見ると膨らんでいるような感じがしますね。
「蛾のような蝶もいれば、蝶に擬態している蛾もいます。毒のある蝶に擬態している毒のない蝶もいます。
例えばこの蝶。」
―ほんとソックリ!蝶も蛾も不思議がいっぱいですね。
「同じ蝶でも住む場所で色が違ったり、オスとメスで色が違ったり。
迷蝶といって、石垣島は偏西風や台風などで遠くからやってくる蝶がいて、
2000km彼方の蝶が石垣島に迷い込むことがあるんです。石垣島は昆虫好きに人気の場所なんですよ。」
昆虫館に入る前はさらーっと見て終わるんだろうなーと思っていましたが、
ひとつの質問をきっかけに次から次に興味が広がり、たった30分で昆虫の面白さに気づかされました。
みなさまにも昆虫館にぜひ立ち寄って、気になることはどんどん質問してみてください。
昆虫館がある北口から奥へ500メートルくらい進むと、バンナ公園で一番大きな橋「聖紫花の橋(せいしかのはし)」
があります。
聖紫花の橋のそばには聖紫花の木が植樹されていますが、時期は3月~4月、ということでまだつぼみでした。
石垣島と西表島の山奥に自生しているツツジ科の植物で、絶滅危惧種となっているそうです。
そして聖紫花の橋からにょきっと見える展望台がひとつ。
「カンムリワシ展望台」の名前がついています。
石垣ダムとバンナ岳を一望!
石垣ダムには秋口から春先までの間、水鳥が多く観察できるそうです。
この時姿は見えませんでしたが、鳥たちのしきりに鳴く声が聞こえていました。
北口から歩いて回れる範囲は「森林散策広場」と名付けられ、ほかにも蝶園や亜熱帯果樹園、ヤシ園など、
石垣島の動植物を一堂に集めたようなエリアで、大人から子どもまで一緒になって楽しむことができます。
できれば時間に追われることなく、一日かけてゆっくり見て回ってほしい場所です。
さらに、小さなお子様連れの方であれば、「ふれあい子ども広場」がおすすめです。
森林散策広場からは、北口広場まで戻って、標識にそって自然道をすすんでください。
ふれあい子ども広場には遊具広場や休憩ポイント、トイレもところどころにあります。
高台からの眺めも絶景ですね!
ふれあい子ども広場を抜けると「自然観察広場」に入ります。
このあたりには「ホタル街道」があり、3月から5月には日本最小のヤエヤマボタルが一斉に発光する場所として
有名です。
他にも野鳥や植物観察できる場所となっています。
自然観察広場を進むと西口に出ます。
5.春の植物たち
最後に、今回出会った春の草花を一部ご紹介します。
このときの一番の見ごろは何と言ってもリュウキュウアセビでした。
聖紫花の橋の前に「リュウキュウアセビが咲いています!」の看板を見つけ、
リュウキュウアセビってなんでしょう???
気になるので行ってみましょう!
橋を渡ってすぐ、道の両脇に白い花がずらーっと咲いています!
近寄ってみると、鈴のような形の小さな白い花がたくさん!
なんとも愛らしいですね~~
4月ごろまでが見ごろとのことですが、この時点で5割ぐらい咲いていたので、
まさに今が見ごろと言えるほどきれいに咲いていました。
当初の目的だった緋寒桜はというと、
2月15日現在で5分咲き程度といったところでしょうか。
バンナスカイラインのわきにところどころ緋寒桜が咲いていて、一番たくさん花をつけていたのが
渡り鳥観察所の丘のふもとの木でした。
他にも!
タイワンヤマツツジ
初夏に咲く花です。
ヒメフヨウ
まるでつぼみからの咲きはじめのような姿ですが、完全には開かない花なので、これで満開?です。
ツワブキ
石垣島で冬の訪れを告げる花のひとつです。山ではよく見かける花です。
カエンボク
見ごたえのある大きな赤い花を咲かせますが、つぼみの状態ではバナナのようです。
木や花のそばには名札と簡単な説明があるので、メモっておいて後で調べてみることもできます。
いかがでしたでしょうか。
駆け足で回っても一日では足りませんので、好きな方は何度でも足を運んでめいっぱい楽しめる場所です。
ホテルミヤヒラからバンナ公園南口への行き方
レンタカーの場合
県道87号線→208号線、約13分