みなさまこんにちは~!
冬でも平均気温19℃前後と温暖な石垣島ですが、冷たい北風の影響で体感温度はもっと寒く感じるのが
八重山の気候です。
今年はバレンタインを過ぎてとたんに暖かくなり、すっかり春の空気に変わりました。
八重山の海開きは3月18日。もう夏はすぐそこですね!
石垣島の短い春を逃すまいと、春の陽気に誘われて、蝶や花を見に行こう!と向かった先は。。。
バンナ公園!
今回は市街地からもアクセス抜群の自然散策スポット「バンナ公園」をご紹介します!
1.バンナ公園の基本情報
2.バンナ公園へのアクセス
3.見どころ①~バンナスカイライン~
4.見どころ②~森林散策・昆虫館~
5.春の植物たち
1.バンナ公園の基本情報
風変わりな名前の公園ですが、「バンナ岳」という名前の山一帯が公園になっているので、そのまま「バンナ公園」です・
標高は230m、供用面積は208.5ヘクタール ≒ 東京ディズニーランド4個分!
広場や散策路には亜熱帯性気候風土を感じさせる多くの珍しい植物が観察できるだけでなく、
鳥類の保護・繁殖・観察スポットや子どもが遊べる遊具など、地元の人たちにとっても、
大人から子供まで楽しめる憩いの場となっています。
訪れた日は平日の2月15日。
とてもお天気のいい日で、歩いたり走ったり散策したりしている人をちらほら見かけました。
2.バンナ公園へのアクセス
バンナ公園への入り口は大きく3つ。
①バンナ公園南口、②バンナ公園西口、③バンナ公園北口です。
市街地から一番近くて見つけやすいのは南口。
道路標識と時計台が目じるしです。
今回は車で行きましたが、バスで行く場合は「八重守の塔」というバス停で乗降してください。
バスでは南口へのアクセスしかなく、本数が少ないのでご注意を!
ホテルミヤヒラからはバスで13分です。詳しくは⇒https://www.miyahira.co.jp/access/
3.見どころ①~バンナスカイライン~
南口から入ってすぐ右手に公園管理事務所があります。
「情報の広場」ではバンナ公園の詳しい地図や公園で見られる動植物の案内が掲示されています。
地図入りの公園パンフレットが置かれていますので忘れず手に取ってくださいね!
バンナスカイラインはバンナ公園の中央を南北に走る車道で、途中にふたつの展望台があります。
人気はやっぱり「エメラルドの海を見る展望台」。
南口から車で3分ほどで到着します。
(写真は北側から見た展望台)
バンナスカイラインは見通しの悪いくねくね坂道ですので運転には十分ご注意を。
車だけでなく動物たちが飛び出してくることもあります。
↓こちらが展望台からの眺めです。
13時ごろ、この日は個人や団体ツアーのお客様で大変賑わっていました。
石垣島の海をバックにみなさん笑顔で撮影会。
島民にとっては見慣れた海も、改めてゆっくり眺めるとほんとうにきれいだなあ~~と実感します。
写真は名蔵湾と、奥に島のように見えるのが崎枝半島。
この時間は潮が引いていたのでいっそうグラデーションが美しかったです。
前勢岳(手前右)の頂上に見えるのは石垣島天文台です。
奥に見える大きな島が西表島。その手前には小浜島(左)と、バンナ岳と前勢岳の間にカヤマ島も見えます!
この日は空がかすんでいたのですが、条件がよければもっと島々がはっきりと見えます。
(曇りの日の方が見えやすいです。)
展望台から北口に向かってまた車を走らせます。道沿いにはちらほら緋寒桜の咲く姿が見られましたよ!
展望台から3分くらい車を走らせると、右手に「渡り鳥観察所」の看板が。
そのまま右手に進むと、ありました!
見た目でかわいい展望台のような建物が!
きっとたまごの殻を模しているのでしょうね。
中の階段から上がります。
北側は荘厳な於茂登岳。
東→北→西の山々が見渡せます。
秋には飛来するサシバやアカハラダカといった渡り鳥を観察することができます。
他にもカンムリワシやチョウゲンボウなど、いろいろな鳥を探してみてくださいね。
南の海は見えませんが、西側(名蔵湾)はよく見えます。
個人的にはエメラルドの海を見る展望台よりも、こちらの方が人が少なくゆっくり見渡せていいなあと思いました。
ぜひ見逃さず立ち寄ってくださいね!
ここを降りて、車で1~2分で北口に到着します。
そのまま行くと県道にでてしまい、右手(南側)に行くと市街地へ。左手(北側)に行くと名蔵方面へ。
ですが、ちょっと待ってください!!!
北口の駐車場に車を止めて、ここからがバンナ公園の本領発揮です!!
つづきは「ひと足早く花盛り❀バンナ公園は遊びどころ満載!(後編)」でご紹介しまーす!